働く理由と労働者と経営者とアプリ個人開発者
生きるためには食べる必要があります。
食べるためには食料を調達する必要があります。
食料を調達するにはお金が必要です。
お金を得る最もメジャーな方法が、自分のレンタルです。
1時間辺り幾らでレンタルするのがアルバイトで、
1ヶ月当たり幾らでレンタルするのが正社員ってとこですね。
超当たり前のことなんですが、
これが働く理由ですね。
この当たり前のことから、
色々なことが分かります。
1.生きるつもりの無い人は働く必要がありません。
2.食料を自前で調達できる人は働く必要がありません。
(自然になっている木の実を取るとか。)
3.自分のレンタル以外でお金を稼げる人は働く必要がありません。
この3.が盲点でした。
今まで全ての人は同じように働いていると思っていたんですが、
自分をレンタルしている人と、誰かをレンタルしている人は、
全く稼ぎ方が違います。
A.自分をレンタルしている人は、あくまでレンタル料で稼ぎます。
B.誰かをレンタルしている人は、何らかの儲かる仕組みを実行することで稼ぎます。
(例えば誰かの釣った魚を買い取って、別の誰かに売り、差益を生むとか。)
このB.の儲かる仕組みを自分でやると、それは労働っぽく見えるのですが、
差益の許す限り、人をレンタルして、誰かにやってもらえれば、
B.は労働せずともお金を得ることができます。
当たり前のこと過ぎて、
何だか恥ずかしいことを言っているんじゃないかと
言う気がしてきましたが、
労働者と経営者は全く別物だということに、
あらためて気付いたってことです。
ここでちょっと僕のアプリ個人開発に話を当てはめてみると、
アプリの開発は自分の時間を使って行いますので、労働っぽいです。
ただ、開発されたアプリはそれ自体が労働者になります。
つまり、労働者を生み出すという労働ですね。
だから、労働者が十分に増えたら、アプリの開発と言う労働は
いずれ不要になることでしょう。
ただし、これはあくまで個人の場合の話です。
レンタルされた業務としてアプリ開発をしている場合は、
労働した時間に応じて収益を得ます。
個人の場合は経営者にも似た仕事なのかも知れないなと思ったわけです。
ちょっと取り留めも無い感じで書いてしまいましたが、
お昼にスーパーでご飯を食べながらこんなことを考えていました。
おまけ:儲かる仕組み
よくよく考えてみたら、これってかなり限られますね。
自分の物を、売るor貸す。
しかない気がします。
自分の物とは、
・買ったもの
・借りたもの
・学んだもの
・拾ったもの
・貰ったもの
・元々持っていたもの
ものとは
・物質
・データ
・知識
・技術
・時間
何だか商売の原点にたどり着いた気がします(笑)
おまけ:スキルとレンタル料
自分をレンタルする場合、自分にこれといったスキルが無いと、
競合のレンタルが多いため、買い手市場になります。
たくさんの人が「私の時間をどうぞ」と言っているので、
レンタル料が安くなっていってしまう訳ですね。
もし自分にレアなスキルがあったりすると、
競合が少ないため、売り手市場になります。
「この人を雇いたい。」と多くの人が考えるため、
最もレンタル料を払ってくれるところに行けばいい訳ですね。
で、目に見えて分かるスキルの代表が、
資格であったり、職歴であるということですね。
目に見えなくてもスキルはスキルなんですが、
今の日本の雇用現場では、
目に見えないスキルを読み取ることが出来ていないため、
資格やら職歴やら重視になっているのだろうと推測できます。