気ままにプログラミング(仮)- iPhoneアプリ開発者の日常

何でもないアプリ開発者の思いつきやら開発メモやら。ときどきエセ哲学風なことを書きたがるのはご愛嬌。

淡々と言った方がよく伝わるという現象について考察

RSSリーダー

人に意見を伝えるとき、感情的に言うのではなく、
淡々と言った方がよく伝わるという現象があるのですが、

これは、淡々と伝えることにより、
ある種不要な情報が排除されるため、
そうなるのではないかと思いました。

例えば、

A「ここで靴を脱いで下さい!!!!!」(怒っている)
B「ここで靴を脱いで下さい。」(淡々と)

活字のため分かりにくいですが、
AとBの言い方をした場合、

Bに比べてAは、

『この人凄く怒っている。』

という情報が追加されます。

そうすると言われた側は、
『靴を脱ぐこと』『怒らせてしまったこと』『この人どうなんだろう』
など考えることが増えてしまいます。

考えることが増えれば増えるほど、
『意見』の占める割合は薄まります。

場合によっては、
『怒らせてしまったこと』ばかりに
意識が集中してしまうかも知れません。

このように、感情を入れて何かを伝えると、
『意見』と『感情』の両方が伝わってしまい、
『意見』だけを伝えるより効率が落ちてしまいます。

感情を入れて伝わるのは、
『意見』そのものではなく、
プラスアルファの『感情の強さ』です。

それゆえ、淡々と伝えた方が、
相手によく伝わることがあるのではと思いました。

// GoogleAnalyticsでイベントをトラックするための設定2/2